不動産利回りとは?
利回りとは、物件が生み出す年間の家賃収入が、物件価格に対して何%にあたるかを示す指標です。賃貸(家賃収入目的)の不動産投資において、複数の物件を比較し、投資に見合うリターンが得られるかを判断するための最も重要な数値といえます。この計算機はどの通貨でも利用でき、単位をそろえて入力するだけで使えます。
表面利回りと実質利回りの違い
表面利回り(グロス利回り)は、経費を考慮せず、単純に年間家賃を物件価格で割って算出します。一方実質利回り(ネット利回り)は、管理費・保険料・修繕費・地代・空室期間といったランニングコストを差し引くため、収益性をはるかに現実的に把握できます。表面利回りはざっくりとした比較に便利ですが、実際に手元に残るのは実質利回りの分です。
この計算機の使い方
物件の購入価格、設定している月額家賃(本ツールが12倍して年間家賃を自動計算します)、そして年間経費の合計見込み額を入力してください。表面利回り・実質利回り・年間家賃・年間純収入が一瞬で表示されます。
計算式
表面利回り=(年間家賃 ÷ 物件価格)× 100。実質利回り=((年間家賃 − 経費)÷ 物件価格)× 100。
$$\text{表面利回り} = \frac{12 \times \text{月額家賃}}{\text{物件価格}} \times 100\%$$$$\text{実質利回り} = \frac{12 \times \text{月額家賃} - \text{年間経費}}{\text{物件価格}} \times 100\%$$
計算例
物件価格が250,000、月額家賃が1,200の場合、年間家賃は14,400となります。表面利回り=\(14{,}400 \div 250{,}000 \times 100 = 5.76\%\)。年間経費が3,000かかるとすると、純収入は11,400となり、実質利回り=\(11{,}400 \div 250{,}000 \times 100 = 4.56\%\)です。
よくある質問
良い利回りの目安は?多くの投資家は表面利回りで5〜8%を目標としますが、立地や物件タイプによって大きく異なります。
住宅ローンの返済も含まれますか?いいえ。利回りは現金(一括)での購入価格を前提に計算します。ローンを利用した物件の実質利回りを知りたい場合は、ローン金利を経費に含めて入力してください。
購入価格と現在価値、どちらを使うべき?判断したい内容に合わせて使い分けます。取得コストに対するリターンを見るなら購入価格を、保有資産(含み益を含む現在価値)に対するリターンを見るなら現在の市場価値を使いましょう。