この計算ツールについて
二等辺三角形は、長さの等しい2辺(等辺)と、それ以外の1辺(底辺)からなる三角形です。底辺の両端にできる2つの角(底角)は等しくなります。この計算ツールは、底辺・等辺・底角θの関係を利用して、片方の辺と底角がわかっていれば、もう一方の辺の長さを求めます。
使い方
まず、求めたいのが等辺か底辺かを選びます。次に、すでにわかっている辺の長さと底角(単位は度)を入力すると、結果が表示されます。あわせて、頂角(\(180° - 2\theta\) で算出)も表示します。
公式の考え方
頂点から底辺の中点へ垂線を下ろすと、二等辺三角形は2つの直角三角形に分かれます。それぞれの直角三角形では、底角θに隣り合う辺が「底辺の半分」になります。コサイン(隣辺÷斜辺)を使うと、底辺の半分は 等辺·cosθ となるため、底辺全体は次のとおりです。
$$\text{底辺} = 2 \cdot \text{等辺} \cdot \cos\!\left(\theta\right)$$これを変形すると、等辺は次のように求められます。
$$\text{等辺} = \frac{\text{底辺}}{2 \cdot \cos\!\left(\theta\right)}$$底角は2つで2θを占めるため、合計180°を超えないよう、角度は90°未満である必要があります。
計算例
たとえば底辺が10、各底角が45°だとします。このとき
$$\text{等辺} = \frac{10}{2 \times \cos 45°} = \frac{10}{2 \times 0.70711} = \frac{10}{1.41421} \approx 7.0711$$となります。頂角は \(180° - 2 \times 45° = 90°\) なので、直角二等辺三角形であることが確認できます。
よくある質問
なぜ角度は90°未満でなければならないの? 等しい2つの底角と頂角を合わせると180°になります。そのため、各底角は90°未満である必要があります。
ラジアンは使えますか? 角度は度(degree)で入力してください。ツール内部で自動的に変換します。
高さしかわからない場合は? このツールは底角を使います。高さがわかっている場合は、まず逆正接(arctan)で角度を求めてから、その値を入力してください。