中央値とは?
中央値(メジアン)とは、データを小さい順に並べたときにちょうど真ん中にくる値のことです。すべての数値を足して個数で割る平均値(ミーン)とは違い、中央値は極端に大きい・小さい外れ値の影響を受けにくいのが特徴です。そのため、所得や住宅価格、応答時間など、データが一方に偏っている(分布が歪んでいる)場合でも「中心」を表す指標として安心して使えます。
このツールの使い方
入力欄に数値をカンマまたは空白で区切って入力してください(例:3, 7, 1, 9, 4)。あとは自動で並べ替えを行い、中央値・入力した値の個数・計算に使った真ん中の2つの値を表示します。小数や負の数にも対応しています。
計算式の仕組み
まず数値を小さい順に並べ替えます。値の個数(\(n\))が奇数の場合、中央値は (n+1)/2 番目にある1つの値です。個数が偶数の場合は真ん中の値が1つに定まらないため、中央の2つの値(n/2 番目と n/2+1 番目)の平均を中央値とします。
$$\text{Median} = \begin{cases} x_{\frac{n+1}{2}} & n \text{ odd} \\[0.6em] \dfrac{x_{\frac{n}{2}} + x_{\frac{n}{2}+1}}{2} & n \text{ even} \end{cases} \quad\text{where } x = \text{sort}\!\left(\text{Numbers}\right)$$
具体例で確認
たとえば 3, 7, 1, 9, 4 というリストを考えます。並べ替えると 1, 3, 4, 7, 9 になります。値は5個(奇数)なので、中央値は3番目の値、つまり 4 です。次に 2, 4, 6, 8 の場合。値は4個(偶数)なので、真ん中の2つの値 4 と 6 の平均をとり、\((4 + 6) / 2 = 5\) が中央値になります。
よくある質問
中央値と平均値はどう違うの? 平均値はすべての値を足して個数で割るため、外れ値の影響を強く受けます。一方、中央値は値の順位だけで決まるので、極端に大きい値や小さい値が1つあってもほとんど変わりません。
リストの個数が偶数のときは? 真ん中の2つの値の平均をとります。そのため、元のリストには存在しない値が中央値になることがあります(例:2, 4, 6, 8 の中央値は 5)。
入力する順番は関係ある? いいえ。ツールが自動で並べ替えてから真ん中の値を求めるので、どんな順番で入力しても結果は同じです。