タンジェント(正接)とは?
直角三角形において、鋭角θのタンジェント(正接)とは、その角の対辺の長さを隣辺の長さで割った比のことです。式で表すと \(\tan(\theta) = \frac{\text{対辺}}{\text{隣辺}}\) となります。タンジェントは、サイン(正弦)・コサイン(余弦)と並ぶ3つの基本的な三角比のひとつで、幾何学はもちろん、測量、航海、工学、物理学など、角度と距離を結びつけるさまざまな場面で活躍します。
このツールの使い方
角と向かい合う対辺の長さと、角に接する隣辺(斜辺ではない方の辺)の長さを入力してください。入力するとすぐに、タンジェントの値と、それに対応する角度θ(度数)が表示されます。比は無次元(単位のない値)なので、両辺の単位がそろっていれば、どんな単位を使っても問題ありません。
計算式の解説
タンジェントは単純な割り算です。$$\tan(\theta) = \frac{\text{対辺}}{\text{隣辺}}$$ で求められます。純粋な「比」なので、両辺を同じ倍率で拡大・縮小しても値は変わりません。角度そのものを求めたいときは、逆正接(アークタンジェント)を使います。$$\theta = \arctan\!\left(\frac{\text{対辺}}{\text{隣辺}}\right)$$ となり、このツールではこの値を度数で表示します。
計算例
たとえば、対辺が3、隣辺が4だとします。このとき \(\tan(\theta) = \frac{3}{4} = 0.75\) です。アークタンジェントを取ると \(\theta = \arctan(0.75) \approx 36.87°\) となります。これは有名な「3:4:5の直角三角形」です。
よくある質問
隣辺がゼロのときはどうなりますか? タンジェントは定義されません(角度が90°に近づくため)。本ツールではゼロ除算を避けるために比を0と表示しますが、この場合は「定義されない」ものとして扱ってください。
単位は影響しますか? いいえ。タンジェントは比なので、両辺が同じ単位を使っていれば単位に関係なく成り立ち、結果は無次元です。
タンジェントは負の値になりますか? 基本的な直角三角形では辺の長さは正の値なので、tan(θ)も正になります。負の値になるのは、符号付きの座標を使う場合だけです。