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公式

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結果

平均の差の信頼区間
0.5718  to  3.4282
(x̄₁ − x̄₂)の区間
点推定値(x̄₁ − x̄₂) 2
誤差の範囲 ±1.4282
標準誤差 0.713
t臨界値 2.0031
自由度(Welch) 56.17

この計算ツールでできること

このツールは、独立した2つの母集団の平均の差 \(\mu_1 - \mu_2\) について信頼区間を推定します。採用しているのはWelch(プールしない)の2標本t法で、2つの群の分散が等しいとは仮定しません。そのため、実際のデータの多くで最も安心して使えるデフォルトの手法と言えます。

2つの標本分布とその平均、および差の信頼区間
この区間は、2つの母平均の真の差がとり得る妥当な範囲を推定します。

使い方

2つの群それぞれについて、標本平均・標本標準偏差・標本サイズを入力し、信頼水準(90%・95%・99%)を選びます。すると、点推定値(\(\bar{x}_1 - \bar{x}_2\))、誤差の範囲(マージン)、標準誤差、t臨界値、Welchの自由度、そして区間の下限・上限が表示されます。

計算式の解説

信頼区間の中心は、2つの標本平均の差です。区間の半幅(誤差の範囲)は、t臨界値に標準誤差を掛けた値で、標準誤差は両群を合わせて次で求めます。

$$\text{SE} = \sqrt{\dfrac{s_1^{2}}{n_1} + \dfrac{s_2^{2}}{n_2}}$$

自由度はWelch–Satterthwaiteの近似で算出し、t臨界値は選んだ両側信頼水準に対応する値を用います。区間が広いほど不確かさが大きいことを表し、標本サイズが大きく標準偏差が小さいほど区間は狭くなります。

$$(\bar{x}_1 - \bar{x}_2) \pm t_{\alpha/2,\,df} \cdot \sqrt{\dfrac{s_1^{2}}{n_1} + \dfrac{s_2^{2}}{n_2}}$$
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点推定値と誤差の幅が信頼区間を形成する様子を示す数直線
推定値は中央にあり、誤差の幅だけ両側に広がります。

計算例

群1が \(\bar{x}_1 = 10\)、\(s_1 = 2.5\)、\(n_1 = 30\)、群2が \(\bar{x}_2 = 8\)、\(s_2 = 3.0\)、\(n_2 = 30\) で、信頼水準95%とします。平均の差は2です。

$$\text{SE} = \sqrt{\dfrac{6.25}{30} + \dfrac{9}{30}} = \sqrt{0.5083} \approx 0.7130$$

Welchの自由度は約56.2となり、\(t \approx 2.003\) が得られます。誤差の範囲は約1.428なので、95%信頼区間はおよそ 0.572 〜 3.428 になります。この区間が0を含まないため、有意水準5%で2つの平均には有意な差があると言えます。

よくある質問

プールした分散とプールしない分散、どちらを使うべき? このツールはプールしない(Welchの)方法を採用しています。2つの母分散が等しいと確信できる場合を除き、こちらが推奨されます。

区間が0を含む場合はどういう意味? 0が区間の内側にある場合、そのデータはその信頼水準において「2つの平均に本当の差はない」という結果と矛盾しません。

なぜt値が数表とぴったり一致しないの? 臨界値は高精度の数値近似で計算しているためです。一般的なt分布表とは小数点以下数桁まで一致します。

最終更新: