1日の砂糖摂取量上限の計算ツールとは?
このツールは、世界保健機関(WHO)と米国心臓協会(AHA)のガイドラインに基づいて、1日に摂取してよい遊離糖(添加糖)の量を概算します。「遊離糖」とは、メーカーや調理者、消費者が加える砂糖に加え、はちみつ・シロップ・果汁にもともと含まれる糖を指します。果物そのものや牛乳に含まれる糖は遊離糖には含まれません。
使い方
ふだんの1日あたりのカロリー摂取量を入力し、性別を選んでください。計算結果として3つの数値が表示されます。WHOの上限(エネルギーの10%)、WHOの理想目標値(エネルギーの5%)、そしてAHAの定量上限(男性36g・女性25g)です。これらを下回るように心がけることで、体重増加や虫歯のリスクを抑えやすくなります。
計算式の解説
WHOは推奨量を総エネルギーに対する割合で示しています。砂糖は1gあたり約4kcalのため、グラム換算の上限は(割合 × カロリー)÷ 4で求められます。
$$\text{WHO Limit} = \frac{0.10 \times \text{Calories (kcal)}}{4}$$2,000kcalの場合、10%の上限は \((0.10 \times 2000) \div 4 = 50\,\text{g}\)、5%の理想値は25gとなります。一方、AHAはティースプーン換算の定量上限を用いており、男性は約9杯(36g)、女性は約6杯(25g)が目安です。
計算例
1日1,800kcalを摂取する女性の場合:
$$\text{WHO Limit} = 0.10 \times 1800 \div 4 = 45\,\text{g}$$$$\text{WHO Ideal} = 0.05 \times 1800 \div 4 = 22.5\,\text{g}$$$$\text{AHA Limit} = 25\,\text{g}$$したがって、添加糖はおおよそ22〜25g未満に抑えることを目標にするとよいでしょう。
よくある質問
果物に含まれる糖は対象になりますか? いいえ。果物そのものや無糖の牛乳に含まれる糖は遊離糖には数えません。ただし、果物から搾った果汁は対象に含まれます。
どの基準を目安にすればよいですか? WHOの5%目標が最も健康的なゴールです。10%の数値やAHAの上限は、実用的な上限ラインと考えてください。
砂糖ティースプーン1杯は何グラムですか? 約4gです。したがって \(25\,\text{g} \approx 6\) 杯、\(36\,\text{g} \approx 9\) 杯に相当します。