MAGIとは?
この計算ツールは米国の連邦税制を前提としています。MAGI(修正調整総所得:Modified Adjusted Gross Income)とは、調整総所得(AGI)に、特定の控除や課税対象から除外していた所得を足し戻した金額です。米国の内国歳入庁(IRS)は、ロスIRAへの拠出可否、トラディショナルIRA拠出の所得控除可否、保険料税額控除(Premium Tax Credit)、教育費関連の税額控除など、さまざまな制度の適格性判定にMAGIを用います。なお、足し戻す項目は制度ごとに少しずつ異なります。本ツールは最も一般的な項目を使った概算であり、税務上のアドバイスではありません。日本の所得税には同じ概念はないため、米国で申告を行う方向けの目安としてご利用ください。
使い方
まず、Form 1040(米国の確定申告書)に記載されたAGIを入力します。次に、非課税利子、除外した外国稼得所得、そしてIRA控除・学資ローン利子控除・授業料控除として申告した金額を入力してください。本ツールはこれらをAGIに足し戻し、MAGIを概算します。
計算式の解説
$$\text{MAGI} = \text{AGI} + \text{非課税利子} + \text{除外した外国所得} + \text{IRA控除} + \text{学資ローン利子控除} + \text{授業料控除}$$ 一般的な申告者の場合、足し戻し項目の多くはゼロになるため、MAGIがAGIと一致することがよくあります。
計算例
たとえば、AGIが80,000ドル、非課税利子が2,000ドル、IRA控除が3,000ドル、学資ローン利子が1,000ドルだとします。足し戻しの合計は6,000ドルなので、$$\text{MAGI} = 80{,}000\,\text{ドル} + 6{,}000\,\text{ドル} = \mathbf{86{,}000\,ドル}$$となります。
よくある質問
MAGIはAGIと同じですか? 多くの場合は同じです。非課税利子や外国所得の除外、上記の控除がいずれもなければ、MAGIはAGIと一致します。
どの制度でも同じMAGIを使いますか? いいえ。IRSは目的に応じてMAGIの定義を変えています。ご自身の状況に当てはまる個別のルールを必ず確認してください。
AGIはどこで確認できますか? Form 1040の11行目に記載されています。