このシミュレーターでできること
住宅ローン比較シミュレーターは、同じ借入額・返済期間で2つの金利を真正面から比べられるツールです。わずか0.1%の差でも毎月の返済額は変わり、30年ローンともなれば最終的には数百万円規模の違いになることも珍しくありません。このツールでは、それぞれのローンについて毎月の返済額・総支払額・総利息を算出し、さらに2つの差額まで表示します。
※金額は米ドル建ての例で説明していますが、計算式は通貨を問わず使えます。日本の住宅ローンでは元利均等返済が一般的ですが、ボーナス払いや繰上返済、団信などの条件は反映していません。
使い方
借入額(実際に借りる元金)、返済期間(年数)、そして比較したい2つの年利(APR)を入力します。たとえば「提示された金利」と「ポイントを支払って下げた金利」を比べる、といった使い方が可能です。入力すると同時に、どちらのローンが安く済むのか、その差は毎月・返済期間全体でいくらになるのかが瞬時に表示されます。
計算式の解説
固定金利ローンはいずれも、標準的な元利均等返済(アモチゼーション)の式 $$M = P \cdot \frac{r}{1-(1+r)^{-n}}$$ を使います。ここで \(P\) は元金、\(r\) は月利(年利を12で割り、さらに100で割った値)、\(n\) は返済回数の合計(年数 × 12)です。毎月の返済額に \(n\) を掛ければ総支払額が、そこから元金を差し引けば総利息が求められます。
計算例
借入額30万ドル、返済期間30年(360回払い)の場合:金利6.5%なら月利は\(0.0054167\)となり、毎月の返済額は約1,896.20ドル、総支払額は約682,633ドルです。金利6.0%なら毎月の返済額は約1,798.65ドル、総支払額は約647,515ドルになります。つまり金利が低いほうは毎月およそ97.55ドル、返済期間全体ではおよそ35,118ドルの節約になります。
よくある質問
税金や保険料は含まれますか? いいえ。元金と利息(元利)だけを計算しているため、金利そのものをすっきり比較できます。固定資産税や火災保険などは含まれていません。
金利に0%を入力したらどうなりますか? ゼロ除算を避けるため、元金を返済期間で均等に割って計算します。
特定の国専用のツールですか? いいえ。これは固定金利の元利均等返済を比較する汎用ツールで、2つのローンの借入額と返済期間が同じであれば、どの通貨でも使えます。