残業代計算ツールとは?
このツールは、1回の給与期間における総支給額(税引き前の額面)を、通常の給与と残業手当を合わせて試算するものです。残業時間は通常の時給よりも高い単価で支払われるのが一般的で、よくあるのが「1.5倍(時間半割増)」や「2倍(倍額)」です。時給・実際に働いた時間・残業割増率を入力するだけで、各種控除前にいくら受け取れるかが一目で分かります。なお、本ツールは主に欧米(特に米国)の時給制の働き方を想定しており、金額は米ドル($)で表示されます。日本の割増賃金の計算ルールとは異なる点にご注意ください。
使い方
時給(1時間あたりの基本給)、働いた通常勤務時間、働いた残業時間、そして残業割増率を入力します。割増率は時間半割増なら1.5、倍額なら2が一般的ですが、勤務先や適用される法律に合わせて任意の値を設定できます。計算結果には、通常分と残業分の内訳とともに総支給額(額面)が表示されます。
計算式の仕組み
総支給額は2つの要素の合計で求めます。すなわち、通常給(通常勤務時間 × 時給)と、残業手当(残業時間 × 時給 × 残業割増率)です。
$$\text{総支給額} = (\text{通常勤務時間} \times \text{時給}) + (\text{残業時間} \times \text{時給} \times \text{残業割増率})$$たとえば時給$20の場合、通常単価は$20ですが、1.5倍の割増率を適用すると残業単価は1時間あたり$30になります。
計算例
たとえば時給$20で、通常勤務40時間と残業5時間を1.5倍の割増率で働いたとします。
$$\text{通常給} = 40 \times \$20 = \$800$$$$\text{残業手当} = 5 \times \$20 \times 1.5 = \$150$$$$\text{総支給額(額面)} = \$800 + \$150 = \$950$$総支給額(額面)は$950となります。
よくある質問
これは手取り額ですか?いいえ。これは税金・保険料・その他の控除が差し引かれる前の総支給額(額面)です。
どの割増率を使えばよいですか?米国では週40時間を超えた分に1.5倍が適用されるケースが多いですが、ルールは国・州・勤務先の契約によって異なります。日本では原則として時間外労働に25%以上の割増(割増率1.25倍以上)が法定されており、扱いが異なります。
固定給(月給制)でも使えますか?このツールは時給制の方に最適です。月給制(サラリー制)の方は、職務区分によって残業手当の対象外となる場合があります。