この計算ツールでできること
価格にすでに消費税が含まれている場合(いわゆる「税込価格」や総額)、このツールはそこから逆算して、総額のうちいくらが税額で、いくらが本来の税抜価格だったのかを割り出します。総額と税率しかわからないレシートの照合、帳簿付け、経費精算などで欠かせない計算です。なお、海外の「Sales Tax(売上税)」を想定したツールですが、計算の仕組みは日本の消費税にもそのまま当てはまります。
使い方
まず、支払った総額(すでに税が含まれている金額)を入力します。次に、適用される税率をパーセントで入力してください。ツールが瞬時に、総額を税抜(税込前)部分と税額部分に分けて表示します。
計算式の解説
税は税抜価格に上乗せされているため、総額は「税抜価格 ×(1 + 税率)」で求められます。これを逆算するには、総額を(1 + 税率/100)で割って税抜価格を求め、総額から税抜価格を引いて税額だけを取り出します。
$$\text{税額} = \text{総額} - \frac{\text{総額}}{1 + \dfrac{\text{税率}(\%)}{100}}$$
これは、総額に単純に税率を掛ける計算とは異なります。単純に掛けると、税額を多く見積もりすぎてしまいます。
具体例
たとえば $107.00 を支払い、税率が 7% だったとします。税抜価格は \(107 \div 1.07 = \$100.00\)。したがって税額は \(107 - 100 = \$7.00\) です。ここで 107 の 7%($7.49)を計算すると間違いになります。税は総額ではなく、$100 という税抜価格を基準に課されているからです。
よくある質問
総額にそのまま税率を掛けてはいけないのですか? 税は税込価格ではなく税抜価格を基準に計算されています。総額に税率を掛けると、税額を実際より多く見積もってしまいます。
VAT(付加価値税)やGSTにも使えますか? はい。税抜価格に対してパーセントで上乗せされる付加価値税や物品・サービス税であれば、計算方法はまったく同じです。
税率が0%の場合は? その場合、税は含まれていないため、税抜価格は総額と同じになり、税額はゼロになります。