SAS三角形面積計算ツールとは?
このツールは、2辺の長さとその間の角(挟角)が分かっているときに、あらゆる三角形の面積を求められます。いわゆる「2辺夾角(SAS:Side-Angle-Side)」のケースです。形に関係なくどんな三角形にも使える万能な公式で、わざわざ高さを求める手間がいりません。
使い方
まず2辺の長さ a と b を入力し、続けて挟角Cを度(°)で入力します。挟角とは、この2辺が交わってできる角のことです。面積は入力した辺の単位の2乗で表示されます(例:cmで入力すればcm²)。
公式の仕組み
面積は、2辺の積に挟角の正弦(サイン)を掛けたものの半分になります。$$\text{面積} = \frac{1}{2} \cdot a \cdot b \cdot \sin\!\left(C\right)$$ \(\sin(C)\) の部分が、一方の辺を高さ方向に投影する役割を果たしています。サインは90°で最大になるため、2辺のなす角が直角のとき、その辺の長さで作れる三角形の面積は最大になります。
計算例
\(a = 5\)、\(b = 7\)、\(C = 60°\) の場合を考えてみましょう。\(\sin(60°) \approx 0.866025\) なので、$$\text{面積} = 0.5 \times 5 \times 7 \times 0.866025 = 17.5 \times 0.866025 \approx 15.155$$ 平方単位となります。
よくある質問
角度は必ず度(°)で入力しますか? はい。Cは度で入力してください。ツール内部で自動的にラジアンへ変換します。
3辺の長さしか分からない場合は? その場合はヘロンの公式を使ってください。このツールは「2辺とその間の角」がそろっているときに使うものです。
角度が90°でも計算できますか? もちろんです。90°のときは公式が \(\frac{1}{2} \cdot a \cdot b\) に簡略化され、おなじみの直角三角形の面積になります。