この計算ツールでわかること
この計算ツールは、妊娠前のBMI(体格指数)をもとに、単胎妊娠(赤ちゃん1人)で妊娠期間全体を通して増やすことが望ましい体重の目安を試算します。広く参照されている米国医学研究所(IOM、現在は全米医学アカデミー)が2009年に発表したガイドラインを採用しています。これはあくまで一般的な目安です。日本では厚生労働省の「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針」など独自の基準もあるため、双子・多胎妊娠や持病がある場合を含め、あなた個人の目標値は必ず主治医や助産師に確認してください。
使い方
妊娠する前の体重をキログラム(kg)で、身長をセンチメートル(cm)で入力してください。ツールはまず妊娠前のBMIを計算し、4つのカテゴリーのいずれかに分類したうえで、妊娠期間全体を通した推奨体重増加量の範囲を表示します。
計算式の解説
BMIは「体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))」で求められます。推奨される増加量は、算出されたBMIのカテゴリーによって異なります。低体重(BMI 18.5未満)→ 12.5〜18 kg、普通体重(18.5〜24.9)→ 11.5〜16 kg、肥満(過体重・25〜29.9)→ 7〜11.5 kg、高度肥満(30以上)→ 5〜9 kg です。
$$\text{BMI} = \frac{\text{Weight (kg)}}{\left(\dfrac{\text{Height (cm)}}{100}\right)^{2}} \;\Rightarrow\; \text{Gain} = \begin{cases} 12.5 - 18.0\,\text{kg} & \text{BMI} < 18.5 \\ 11.5 - 16.0\,\text{kg} & 18.5 \le \text{BMI} < 25 \\ 7.0 - 11.5\,\text{kg} & 25 \le \text{BMI} < 30 \\ 5.0 - 9.0\,\text{kg} & \text{BMI} \ge 30 \end{cases}$$
計算例
体重60 kg、身長165 cmの方の場合、身長は1.65 mです。
$$\text{BMI} = \frac{60}{1.65 \times 1.65} = \frac{60}{2.7225} \approx 22.04 \;\text{kg/m}^2$$これは普通体重の範囲に該当するため、推奨される総増加量は11.5〜16 kgとなります。
よくある質問
双子(多胎)にも使えますか? いいえ。この範囲は赤ちゃん1人(単胎)の場合の目安です。双子の妊娠では推奨される増加量がより多くなります。
どの時点の体重を入力すればよいですか? 現在の体重ではなく、妊娠する前の体重を入力してください。
この範囲は厳密な上限・下限ですか? いいえ、あくまでガイドライン上の目安です。あなたの状況に応じて、医療機関が調整することがあります。