MCPで接続 →

計算を入力してください

複素数 z = a + b·i と指数 n を入力してください。極形式に変換し、ド・モアブルの定理を適用して計算します。

公式

広告

結果

zn (rectangular form)
0 + 2 i
a + b·i
実部 0
虚部 2
Modulus |zn| = rn 2
Argument of zn (degrees) 90°
絶対値 r を入力 1.414214
偏角 θ を入力(度) 45°

ド・モアブルの定理とは?

ド・モアブルの定理は、複素数を任意のべき乗するためのスマートな方法を与えてくれます。二項式を何度も掛け合わせる代わりに、複素数を極形式で表し——絶対値 \(r\) と偏角 \(\theta\) を使って——\(r\) を \(n\) 乗し、角度を \(n\) 倍するだけで答えが求まります。この計算ツールでは、極形式への変換から計算までを自動で行い、結果を極形式と直交形式(\(a + bi\))の両方で表示します。

絶対値 r と偏角 theta を持つ複素数 z を複素平面上に表示
極形式の複素数:複素平面上の絶対値 r と偏角 theta。

この計算ツールの使い方

複素数 \(z = a + bi\) の実部 \(a\) と虚部 \(b\) を入力し、続いて指数 \(n\) を入力します。ツールが極形式を求め、ド・モアブルの定理を適用して、計算後の実部・虚部・絶対値・偏角を出力します。指数 \(n\) には任意の実数を指定でき、累乗根を求めたい場合は分数、逆数のべき乗を求めたい場合は負の数も使えます。

計算式の解説

まず極形式に変換します。\(r = \sqrt{a^{2} + b^{2}}\) は原点からの距離、\(\theta = \operatorname{atan2}(b, a)\) は角度です。ここでド・モアブルの定理により、 $$\left(r(\cos\theta + i\sin\theta)\right)^{n} = r^{n}(\cos n\theta + i\sin n\theta)$$ が成り立ちます。新しい絶対値は \(r^{n}\)、新しい偏角は \(n\theta\) となります。これを直交形式に戻すと \(r^{n}\cdot\cos(n\theta) + i\cdot r^{n}\cdot\sin(n\theta)\) が得られます。

角度が倍増し絶対値が増大しながら外側へ螺旋を描く複素数の累乗
z を累乗すると角度が n 倍になり、絶対値は n 乗になる。

計算例

\(z = 1 + i\)、\(n = 2\) の場合を考えます。ここで \(r = \sqrt{1^{2} + 1^{2}} = \sqrt{2}\)、\(\theta = 45^\circ\) です。ド・モアブルの定理により、絶対値は \((\sqrt{2})^{2} = 2\)、偏角は \(2 \times 45^\circ = 90^\circ\) になります。したがって $$z^{2} = 2(\cos 90^\circ + i\sin 90^\circ) = 0 + 2i$$ です。直接計算でも確認できます:\((1 + i)^{2} = 1 + 2i + i^{2} = 2i\)。✓

よくある質問

\(n\) は負の数や分数でもよいですか? はい。\(n\) が負の場合は逆数のべき乗、\(n\) が分数の場合は累乗根のひとつ(主偏角に対応する主値)が得られます。

なぜ arctan ではなく atan2 を使うのですか? \(\operatorname{atan2}(b, a)\) は角度を正しい象限で返します。一方、単純な \(\arctan(b/a)\) では符号の情報が失われ、\(a = 0\) のときに計算できなくなります。

\(z = 0\) の場合はどうなりますか? 絶対値は 0 なので、正の \(n\) に対して \(0^{n} = 0\) となります。偏角は本来は定義されませんが、このツールでは 0 として扱います。

最終更新: