このツールでできること
「ローン総支払額計算ツール」は、お金を借りることで最終的にいくら支払うことになるのかを明らかにします。毎月の返済額だけでなく、ローンの全期間を通じて手放すことになる金額の総額がわかるのが特長です。元利均等返済の固定金利ローン(住宅ローン、自動車ローン、フリーローンなど)について、毎月一定の返済額を算出し、それに返済回数を掛け合わせ、そのうち純粋な利息がどれだけを占めるのかを示します。
使い方
入力するのは3つの数値だけです。借入額(借りる元金)、年利(パーセント表示)、そして返済期間(年数)です。ツールが年利を月利に、返済期間を毎月の返済回数に換算し、総支払額・利息総額・毎月の返済額を返します。
計算式の解説
元利均等返済の毎月返済額は \( PMT = P \cdot i / (1 - (1+i)^{-n}) \) で求めます。ここで \(P\) は元金、\(i\) は月利(年利 ÷ 12 ÷ 100)、\(n\) は返済回数(月数)です。この返済額に \(n\) を掛ければ総支払額となり、そこから元金を差し引けば利息総額が求められます。金利が0%の場合、返済額は単純に「元金 ÷ n」となります。
$$\text{Total Cost} = M \cdot n$$$$M = P \cdot \dfrac{i\,(1+i)^{n}}{(1+i)^{n}-1}, \quad i = \dfrac{\text{Rate (\%)}}{1200}, \quad n = 12 \times \text{Term (years)}$$
計算例
200,000ドルを年利5%、30年で借りるとします。月利 \( i = 0.05 \div 12 \approx 0.0041667 \)、\( n = 360 \) です。毎月返済額(PMT)は約1,073.64ドル。総支払額は \( 1{,}073.64 \times 360 \approx 386{,}511.57 \) ドル となり、そのうち約186,511.57ドルが利息です。当初の借入額とほぼ同じ額を利息として支払う計算になります。
よくある質問
手数料や保険料は含まれますか? いいえ。このツールは元金と利息のみを対象としています。事務手数料、保証料、各種保険料、税金などは別途かかります。なお、計算例は米ドル建てですが、計算式そのものは円建てのローンでもそのまま使えます。
繰り上げ返済をした場合は? 元金を繰り上げて返済すると利息総額が減り、返済期間も短くなります。そのため実際の総支払額は、ここで表示される金額よりも少なくなります。
この金利は実質年率(APR)と同じですか? ほぼ同じですが、APRには一部の手数料も含まれます。利息だけをすっきり把握したい場合は、表面上の年利(名目金利)を入力してください。