この計算ツールでできること
このツールは、直角三角形の斜辺と傾斜角がわかっているときに、残り2辺(底辺と高さ)を求めるものです。最も長い辺である斜辺 \(c\) が、水平な底辺との間に角 \(\theta\) をなす直角三角形を思い浮かべてください。底辺 \(a\) は \(\theta\) に隣接する辺、高さ \(b\) は \(\theta\) に対する辺で、直角は \(a\) と \(b\) の間にあります。斜辺 \(c\) と角度 \(\theta\) を入力すると、斜辺と同じ長さの単位で2辺の値を返します。
使い方
斜辺 \(c\) を数値で入力します(長さの単位は任意です)。角度は度(十進法)で入力します(例:30)。角度が「度・分・秒」で与えられている場合は、任意項目の「分」「秒」も入力してください。ツールは $$\text{degDecimal} = \text{度} + \frac{\text{分}}{60} + \frac{\text{秒}}{3600}$$ の式で十進法の度数に変換します。一般的な直角三角形では、角 \(\theta\) は 0 度から 90 度の範囲に収めてください。
公式の解説
基本となる三角比は \(\cos\theta = a / c\)、\(\sin\theta = b / c\) です。これを変形すると、2つの出力が直接得られます。すなわち $$a = c \cdot \cos\theta, \quad b = c \cdot \sin\theta$$ です。三角関数を適用する前に、角度はラジアンへ変換されます(\(\text{thetaRad} = \text{degDecimal} \cdot \pi / 180\))。\(\theta = 0\) のとき三角形はつぶれて \(a = c\)、\(b = 0\) となり、\(\theta = 90\) のとき直立して \(a = 0\)、\(b = c\) となります。
計算例
\(c = 10\)、\(\theta = 30\) 度の場合を考えます。ラジアンに直すと \(0.5235987756\) です。すると $$a = 10 \cdot \cos(30^\circ) = 10 \cdot 0.8660254038 = 8.660254038$$ $$b = 10 \cdot \sin(30^\circ) = 10 \cdot 0.5 = 5.0$$ となります。したがって底辺は約 \(8.66\)、高さはちょうど \(5\) で、いずれも斜辺と同じ単位になります。
よくある質問
どんな長さの単位でも使えますか? はい。単位変換は行いません。\(c\) をメートルで入力すれば結果もメートル、フィートで入力すれば結果もフィートになります。
十進法の度数しかない場合は? 「分」と「秒」を 0 のままにして、十進法の値(例:5.25)をそのまま入力してください。
0〜90 度の範囲外を入れるとどうなりますか? 計算自体はコサイン・サインを通して実行されますが、\(a\) や \(b\) が負になることがあり、直角三角形の辺としての意味が失われます。意味のある辺を得るには、角度を 0 度から 90 度の範囲に収めてください。