借入可能額シミュレーターとは?
借入可能額シミュレーターは、「毎月いくらまで無理なく返せるか」という金額から、「最大いくら借りられるか」を逆算するツールです。「このローンの毎月返済額はいくら?」ではなく、「自分の予算に合う借入額はいくらまで?」に答えてくれます。住宅ローンや自動車ローン、フリーローン(個人向けローン)など、毎月の余裕資金は把握しているけれど、いくらの物件・金額を狙うべきか迷っているときに最適です。
使い方
入力するのは3つの数値だけです。無理なく払える毎月の返済額、金融機関が提示する年利(実質年率・APR)、そして返済期間(年数)を入れてください。シミュレーターは金利と期間を月単位に換算し、その返済額で借りられる元金の上限を計算します。あわせて、返済総額とローン期間全体で支払う利息の合計も表示します。
計算式のしくみ
この計算は「年金現価(将来の支払いの現在価値)」の考え方に基づいています。
$$L = M \cdot \frac{1 - (1+r)^{-n}}{r}$$
ここで \(M\) は毎月の返済額、\(r\) は月利(年利 ÷ 12 ÷ 100)、\(n\) は返済回数の合計(年数 × 12)です。金利が0%の場合は式が単純になり、\(L = M \times n\) となります。
計算例
たとえば毎月 1,000ドル まで返済でき、金利が年利 6%、返済期間が 30年 だとします。この場合、\(r = 0.06 \div 12 = 0.005\)、\(n = 360\) です。$$L = 1000 \times \frac{1 - 1.005^{-360}}{0.005} \approx 166{,}791.61\ \text{ドル}$$ となります。30年間で支払う総額は360,000ドルで、そのうち約193,208ドルが利息です。
よくある質問
税金や保険料も含まれていますか? いいえ。このシミュレーターは、元金と利息の返済に充てる金額から借りられる元金を計算するものです。住宅ローンの場合は、固定資産税・火災保険料・各種手数料の分も予算に確保しておきましょう。
なぜ返済期間が長いほど多く借りられるのですか? 返済を多くの月数に分散させると、元金が薄く広がるため、同じ毎月返済額でもより大きな金額を借りられます。ただし、その分だけ支払う利息の総額は大幅に増えます。
特定の通貨専用ですか? いいえ。金額はどの通貨でも入力できます。返済額・金利・期間の単位がそろっていれば、計算式は世界共通です(円でもドルでもそのまま使えます)。