このツールでできること
この三角関数計算ツールは、入力した任意の角度について、標準的な6つの三角関数(正弦 sin、余弦 cos、正接 tan、余割 csc、正割 sec、余接 cot)をすべて求めます。角度は度数法(°)でも弧度法(ラジアン)でも入力でき、内部で自動的に変換してから各値を計算します。
使い方
角度を入力し、その単位が「度(°)」か「ラジアン」かを選んで実行するだけです。メインの結果には \(\sin\theta\) が表示され、その下の表に cos、tan と、3つの逆数関数 csc・sec・cot が並びます。各値は小数第6位まで表示されます。関数が定義されない場合(例:90°の tan や 0°の csc)は、無限大になるのを避けるために値を 0 として表示します。
公式の解説
基本となる3つの関数は単位円から直接導かれます。\(\sin\theta\) は縦方向の座標、\(\cos\theta\) は横方向の座標、そして \(\tan\theta = \frac{\sin\theta}{\cos\theta}\) はその比です。逆数関数は文字どおりこれらの逆数で、次のようになります。
$$\csc\theta = \frac{1}{\sin\theta},\quad \sec\theta = \frac{1}{\cos\theta},\quad \cot\theta = \frac{1}{\tan\theta} = \frac{\cos\theta}{\sin\theta}$$
計算例
\(\theta = 30°\) の場合、まず弧度法に変換すると
$$\theta = 30 \cdot \frac{\pi}{180} = \frac{\pi}{6} \approx 0.523599$$です。すると \(\sin(30°) = 0.5\)、\(\cos(30°) \approx 0.866025\)、\(\tan(30°) \approx 0.577350\) となります。逆数関数は \(\csc(30°) = 2\)、\(\sec(30°) \approx 1.154701\)、\(\cot(30°) \approx 1.732051\) です。
よくある質問
度数法とラジアン、どちらを使う? 電卓や幾何の問題では度数法(°)を使うのが一般的で、微分積分や物理ではラジアンを用いるのが普通です。問題に合った単位を選べば、正しい結果が得られます。
なぜ 90° で tan は定義されないの? \(\cos(90°) = 0\) となり、0で割ることはできない(定義されない)からです。この点で正接は際限なく大きくなっていきます。
入力できる角度の範囲は? 任意の実数を入力できます。三角関数は周期性を持つため、360°を超える角度やマイナスの角度も正しく計算されます。